【イギリス子育て】いくつ知ってる? イギリスのプレイグループで頻出の英語童謡15選!【応用編】

こんにちは、ロンドン在住の Okiku です!

生後半年だった息子を連れて渡英後、1年でロンドンの様々なプレイグループに合計100回以上足を運びました。
今回はその中で、実際によく歌われている英語の童謡や手遊び歌を紹介します!

英語で「童謡」は Nursery Rhymes (ナーサリーライムズ)” と呼ばれています。

英語のお歌って、リズムやメロディなど聞き馴染みのある音楽は意外と多いんですよね。
一方で、「子どもに歌ってあげたい」「一緒に歌や手遊びを楽しみたい」と思っても、実際に自分で歌うとなると少し難しいことも。

  • 子連れでイギリスに来た
  • イギリスで育児を始める
  • 海外での子育てをしている
  • 子どもの英語教育に興味がある

そんな方は必見です、まずはここの歌から抑えれば大丈夫!

こちらは【応用編】の記事になります。
前編、後編、応用編と三段仕立てになっているので、ぜひチェックしてみてください。

目次

プレイグループで頻出の英語童謡【応用編】

11. The Grand Old Duke of York

兵隊の行進に合わせて動きながら歌う Nursery Rhymes です。

Grand Old Duke of York

The Grand Old Duke of York (老ヨーク公)という人物が、1万の兵を率いて丘を上がったり下がったり。
マーチ調なので、曲に合わせて子どもたちが輪になって行進することが多いです。

まだ歩けない子や、行進をしない場合でも、歌詞に複数回でてくる “Up” と “Down” の部分で、体を上げ下げ(小さい子は親が持ち上げたり)しながら楽しむことができる童謡になっています。

12. Five Little Monkeys

5匹のサルがベッドの上でジャンプしていて、落ちて頭を打っていく歌。
歌詞自体は、サルの数が1匹ずつ減っていくだけで、あとは同じです。

Five Little Monkeys

この歌が流れると、子どもたちはサルに扮してジャンプしはじめます!
No more monkeys jumping on the bed!” の部分では人差し指を振って、NO の動作を表現。
ただ、5匹から1匹になるまで延々とジャンプするので、段々とバテてきます。笑

数え歌の一種なので、 “How many monkeys are on the bed?” と、子どもとやり取りしながら歌うのも良いですね。

13. The Hokey Cokey

みんなで輪になって体の一部を動かしながら、ホーキーコーキー歌いながらダンスして盛り上がる曲。
右手を輪の中に入れたり出したり、今度は左足を入れたり出したり、といった具合です。

Hokey Cokey

動きが単純なので、小さい子どもでも一緒にダンスすることができます。
なんといっても、曲調が軽快なので、歌っている大人も楽しくなっちゃう。

Woah-oh, the hokey cokey” の部分で、輪の中心に集まって前に行くのですが、赤ちゃんやまだ歩けない子だと、親が抱えてスイングすることも多いです。

Hokey Pokey
Hokey Cokey

この曲も両方聞くけど、どっち!?と思ったので調べてみました。

Is It Hokey Pokey or Hokey Cokey?

You can use either of the terms since they all retain the rhythm of the song. The song’s name varies in different countries. The USA, Australia, and Canada use Hokey Pokey, and the UK Hokey Cokey. 

Different countries have different names for the song as well. In Denmark, it’s called the Boogie Woogie song, and Hokey Tokey in New Zealand. You are spoilt for choice over which words to use.

NURSERY Rhyme CENTRAL

イギリスだと “Hokey Cokey” 、アメリカ/オーストラリア/カナダだと “Hokey Pokey” だそう!
(デンマークだと “Boogie Woogie” 、ニュージーランドだと “Hokey Tokey” と歌詞のバリエーションが豊か。)

なるほど、確かにイギリスの公共放送BBCの子ども番組では “Hokey Cokey” でした!

14. I’m a Little Teapot

身振り手振りを交えて、自分がティーポットになったつもりでお茶を入れる童謡

I’m a Little Tea Pot

Here is my handle” で片手を腰にあてて、 “Here is my spout” でもう片手を注ぎ口のような形にします。
最後は体を傾けて、お茶を注ぎます〜といった感じ。

15. Five Little Ducks

5匹の子アヒルが泳いで遠くに行ってしまい、母アヒルが呼び戻すけど、帰ってくるアヒルの数が減っていく歌。
前述した Five Little Monkeys と同様のタイプで、数え歌の一種です。

Five Little Ducks

子アヒルが全員いなくなった際は、母アヒルの気持ちを考えると心配になってしまいます。が、多くの場合は最後に全員帰ってくるので一安心です。
一方で、歌い手によっては、子アヒルが全員去って、戻らずに終わるパターンもあります。

子アヒルが帰ってくるか、こないか。

これによって歌のストーリーが、最後に一安心できるか、悲しく終わるか、異なったものになってしまいます。しかし、それを歌い手に委ねてしまうのが、英語の Nursery Rhymes らしさでもありますね。

プレイグループで頻出の英語童謡【番外編】

前編、後編、応用編で取り上げた曲を合わせて、ここまでが【頻出の英語童謡15選】になります。
ここからはおまけで【番外編】として、あまりメインで登場しない曲ではあるものの、意外と人気のある歌を3つご紹介します。

16. Big Red Bus

イギリスのバスといえば、ロンドンバスとしてアイコンにもなっている、赤の二階建てバスですね!
そんなビッグレッドバスから始まり、様々な乗り物が軽快な音楽と一緒に登場する曲です。

Big Red Bus

気になっているのは、この歌は他の国で歌われているのだろうか…?ということ。
「ビッグレッドバス」といえばイギリスのダブルデッカーだし、アメリカなどで歌われているのか疑問。

イギリスにだけ存在する童謡か?調べてみましたがあまり情報がありませんでした。
ただ、イギリスではプレイグループでたまに登場します!
メロディも軽快で歌も楽しいので、私もお気に入りソングです。

Big Red Bus に登場する乗り物

  • 1番
    • Big Red Bus
    • Mini
    • Ferrari
  • 2番
    • *Aeroplane / Jumbo Jet
      Aeroplane はイギリス英語、アメリカ英語だと Airplane になります。
    • *Helicopter / Little Helicopter
    • Rocket
  • 3番
    • Fire Truck
    • *Motorbike / Motorcycle
    • Digger

17. She’ll be Coming Round the Mountain

アメリカのフォークソングで、どこかで聞いたことのある、耳馴染みの良いメロディです。

She’ll Be Coming Round the Mountain

テンポが早いので、慣れるまでは口が歌詞についていかないかもしれません。
そんなときは、歌える部分だけ全力で歌ってください。

Aye Aye Yippee Yippee Aye
アーイ アーイ イッピー イッピー アーイ


アーイ アーイ 言ってるうちに、なんだか楽しくなってきます。

18. Music Man

音楽家に「何の楽器が演奏できるの?」「〜を演奏するよ!」といって、色々な楽器をエア演奏する曲。

I Am the Music Man

楽器はなんでもいいです!
プレイグループにある楽器系のおもちゃを持って、それを持って鳴らすこともあります。

登場する楽器の例

  • Piano:Pia-pia-piano:ピアノ
  • Saxophone:Saxo-saxo-saxopohone:サクソフォン
  • Violin:Vio-vio-violin:バイオリン
  • Xylophone:Xylo-xylo-xylophone:木琴(ザイロフォン)
  • Trombone:Oompa-oompa-oompapa:トロンボーン
  • Big bass drum : Big bass-big bass-big bass drum : 大太鼓
  • Tambourine : Tambou-Tambou-Tambourine : タンバリン
  • Shaker : Shaker-shaker-shaker shake : シェイカー
  • Jingle Bells : Jingle-jingle-jingle bells : ベル

さいごに

いかがでしたか?
今回は、イギリスのプレイグループでよく歌う英語の童謡15選から、【応用編】として頻出の歌を5つをご紹介しました。
【番外編】として、人気の歌も3つおまけで載せています。

英語の童謡を子育てに取り入れたい場合は、実際に歌われているこの15選から、ぜひ歌ってみてくださいね。

曲の数自体は Nursery Rhymes より、日本の童謡の方が豊富かなという気がします。
ただ英語の歌だと、同一曲でも歌詞がその場で変わったりと、バリエーションが豊富になるので、また違った楽しみ方になりますね。

【前編】【後編】が、まだの方はそちらもぜひチェックしてみてください。

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