こんにちは、ロンドン在住の Okiku です!
久しぶりに日本へ一時帰国したときに感じた「日本ってやっぱりすごい!」と心から感動する瞬間について、前編では「食と暮らし編」をお届けしました。一方で、イギリスの良い面を感じた部分もあります。
今回の後編では、街や交通の仕組み、子育て環境、観光サービスなど、日本に一時帰国して気づいたことをまとめていきます。
- 日本と海外の交通・生活環境の違いを知りたい
- 子育て世代で海外生活との比較に興味がある
- 観光サービスの現状について考えたい
そんな方は、ぜひチェックしてみてください。

帰国して感動したこと【街・交通・子育て編】
1. エレベーターのスムーズさ
日本のエレベーターは動きが滑らかで「閉じるボタン」まで完備。
イギリスのエレベーターって、「閉じるボタン」がないのです。閉まるまですごく長い笑。
そんな感謝を感じつつも、日本の生活に慣れると、すごくせっかちになって閉まるまでがもどかしい。
あと、日本のエレベーターは小さくて混みすぎ。
そして優先すべき人に優先して欲しいのが本音。。。日本だとベビーカー連れは永遠とエレベーター待ちになります。
その辺はイギリスの方が優しいなと感じます。
2. 駅で階段だと萎える理由
普段からエスカレーターが多い日本では、階段が出てくると逆に「えー…」と感じてしまう不思議。
イギリスだと階段でも仕方ないな~と諦めモードになるのに。
3. 横断歩道の青信号が長い嬉しさ
日本の横断歩道は、ちゃんと余裕を持って渡れる安心感!
イギリスの横断歩道は、早く渡らないと一瞬で赤に変わってしまいます。
なので、自分で安全確認をしてから、信号無視で渡るのが当たり前。
4. タクシーの構造の違い
ロンドンのブラックキャブ、ベビーカー畳まずにそのままでで乗れるんです!とても便利!
日本はタクシー以外のUberも導入できず、場所によっては全然タクシーも来ず、日本のタクシーの意味って。。。と思ってしまう部分も正直あり。
日本のタクシーも、ブラックキャブ式の後部座席にしてほしい。
ロンドンのブラックキャブの「ベビーカーごと乗れる快適さ」に比べると、日本のタクシーは不便に感じます。

スペース次第では、ベビーカー2台畳まずに乗れたりも。
スーツケースもそのまま持ち入れができるので、お値段はしますがブラックキャブはかなり良いです。
わが家は、使用用途によって安めのUberと、高いブラックキャブを使い分けしています。
5. タッチ決済が広がっている驚き
一部の鉄道でスマホやカードでそのまま乗れるようになっていて、「日本でも交通機関でタッチ決済が!」と感動しました。
6. 地下鉄で電波が通じる幸せ
日本では当たり前に地下鉄内でもスマホが使える。
ロンドンの地下鉄は基本的に圏外なので、この快適さは衝撃。
というより、ロンドンの通じなさはヤバすぎる、先進国でしょ、と言いたくなるレベル。
でもロンドンだとスマホを手に持っているのも防犯的に微妙だから、いいのかな。。。
電車のドアが閉じる直前に、スマホをひったくられて逃げられるケースもあります。
7. 医療アクセスの速さ
耳鼻科や小児科など、専門医にすぐアクセスできる安心感は日本ならでは。
イギリスの国の医療システムでは、GPと呼ばれる一般医にかかるか、または救急のA&Eに行くかなので、やっぱり対処に時間がかかるケースが多いです。
8. 日本の観光サービスが安すぎる
観光客が増えているのに、日本は宿泊やサービスの価格が「こんなに安くて大丈夫?」と思うレベル。
円安の影響はもちろんありますが、もう少し観光客から取っても良いのでは…と考えさせられます。
どんどん国が貧乏になっていっちゃうよ。。。
9. マックのハッピーセットのクオリティ
おもちゃの完成度にびっくり。コラボも多く、大人も楽しめるレベルで感動。
転売ヤーがむらがるのはどうかと思うけど、確かに集めたくなる気持ちは少しわかる。
しかも2週間レベルで内容が変わるのもすごすぎる。
イギリスのハッピーセット、いつまでこのおもちゃなのってときが多々あります笑。
そして大体コラボ時は小さなぬいぐるみキーホルダーみたいなやつ。

日本のマック本当にすごいよ!!! プラレールとDVDまでついてくるってどういうこと!?
あと個人的にすごく良かったおもちゃ(日本)がこのカードゲーム。
ルールが簡素で、4歳の息子も理解して遊べて、家族で楽しめて愛用してる!

10. 清潔な子どもの遊び場(屋内)
屋内の遊び場が全体的にとてもきれいで優秀な日本。
とある遊び場では、ボールプールを全部出して清掃している状況がインスタに載っていて、定期的に掃除もしてる様子が垣間見れてもう拍手。
イギリスのソフトプレイのボールプールで遊ぶと、大体なにかしら病原菌をもらってきて、体調不良になるのは有名な話。
一方で、屋外の公園やプレイグラウンドの充実具合はイギリスの方が上だと思います!
どのプレグラでも大体遊び道具は充実してるし、子どもたちも楽しそうに遊んでる。
日本、特に都内の公園は、大型の公園を除くとあまり遊具のない広場みたいなところばかり。
そして地面も砂で砂利がたくさんなのも辛い。
11. 電車内の静けさ
日本は静かで快適だけど、子連れだと少し肩身が狭い場面も。イギリスの騒がしい電車との対比が面白い。
Jubilee LineとかBakerloo Lineで、声が聞こえないレベルの車内騒音がすさまじい区間があります笑
さいごに
いかがでしたか?
今回は、イギリス在住の私が一時帰国して感じたことをまとめました。
交通の仕組みや子育て環境、観光サービスに触れると、日本の便利さと同時に課題も見えてきます。
でも結局は「住めば都」。日本の良さもイギリスの良さも、どちらも大切な生活の一部です。
一時帰国は、そんな両方の魅力を再確認する大切な機会となりました!
前編では、【食と暮らし】についてイギリスから日本に一時帰国した際のことを綴っています。
気になった方はぜひそちらもチェックしてみてくださいね。


