【体験談】イギリスで大腸検査を受けてきた!日帰り入院の1日【ロンドン生活】

こんにちは、ロンドン在住の Okiku です!

今回はイギリス、ロンドンで大腸カメラの検査を受けた体験談をお届けします。

年に1回の健康診断が夫の会社から義務付けられているのですが、その際に便潜血反応が出たため、精密検査を受けることになりました。
日帰り入院の1日を詳しくご紹介します!

  • イギリスや海外で健康診断や医療を受ける予定がある方
  • 大腸カメラ検査に不安や疑問を感じている方
  • 日系クリニックを通じて現地の医療機関を利用する方法を知りたい方

そんな方は、ぜひチェックしてみてください。

この記事には、医療関係、及び大腸検査に関わる記述が含まれます。

目次

健康診断と精密検査の流れ

まず、健康診断は日系のクリニックで受診しました。
結果、便潜血反応が出たため、提携の専門医を紹介してもらい、大腸カメラの検査を受けることに。

一度、専門医に診察してもらい、おそらく産後の痔が原因だろうとのことでしたが、念のため大腸カメラで詳しく調べることになりました。

事前準備

事前に保険会社に連絡を取り、支払いなどについては確認。

検査の前日は、昼食後から絶食を始め、下剤を2回(前日夕方と当日朝)服用しました。

使用した下剤

下剤は1リットルの水に溶かすタイプで、レモンのような味がするものの、非常にまずくて辛かったです。
飲んでから1時間くらいで便意がありました。

下剤は郵送で届き、その旨がメールできましたが、専門用語が分からずGoogle翻訳を活用。

Google翻訳

私の排便準備に向かってくれていたようで、翻訳結果が面白すぎでした。

当日の流れ

病院到着から検査前

予約時間より少し早めに病院に到着し、問診票を記入
医療用語が多かったので、Google翻訳のカメラ機能を活用しました。
カメラ翻訳なんて便利なんだ…現代の技術に感謝です。

その後、個室に案内され、着替えました。
10年前くらいのノリノリな音楽が流れ、口ずさんでいる看護師たちのおかげで、気持ちもリラックス。

スタッフはみんなフレンドリー。
専門用語含む英語の意味がわからなくても、言い換えたりしてくれます。

着替えの衣服はお尻に穴が開いているタイプで、腕には点滴が装着されました。
点滴には鎮静剤が入っていて、これからの検査に備えます。準備が整うと、施術室に移動しました。

待機していた個室

検査の詳細

施術室では鼻から酸素を吸入し、血圧と血中酸素濃度を測定。
施術時間は30-40分程度でした。

鎮静剤のおかげでぼーっとしつつも、体にカメラが入ってくるときには少し痛みや圧迫感がありましたが、耐えられるレベルでした。

施術中の意識もあり、モニターに映し出された映像を見ることもできましたが、詳細はよく分かりませんでした。
断食と下剤の効果で、腸内は綺麗になっていたようです。

検査後のケア

検査後は再び個室に戻り、少し経過観察。
食事のリクエストがあり、ハムチーズのパニーニ、リンゴジュース、ヨーグルトを選びました。

他にもサンドイッチやスープ、カスタードプリンといった選択肢ががありました。
検査前の断食があったので、日帰り入院でも軽食がでて良かったです。

病院食

食事をしていると、ドクターが来て、今日の結果を伝えてくれました。
写真付きの報告書も受け取り、大きな問題はなく、肛門付近の痔といくつかのポリープを除去したとのことでした。

ポリープは検査に出され、数週間以内に結果が日系病院から連絡されるとのことでした。

帰宅

帰りは鎮静剤の影響で、自分で歩いて帰ることは推奨されていませんでした。

家が遠い場合は誰かに迎えに来てもらうか、近い場合はタクシーで帰ることが必要です。
私はタクシーで帰宅しました。

結果

1ヵ月後、日系クリニックで再診察を受け、検査結果を確認しました。
結果はやはり最初の予想通り、大きな異常はなく、痔による出血でした。

検査に出してもらっていたポリープも良性で安心しました。

さいごに

いかがでしたか?
今回は、イギリス現地の病院での検査体験、1日入院の経験をお伝えしました。

初めて現地の病院で精密検査を受けたので少し緊張しましたが、日系のクリニックを通してプライベートの病院で行ったため、スムーズに済んで良かったです。
大きな問題もなく、一安心でした。ロンドンに日系クリニックがあることにも感謝です。

健康を守るためにも、定期的な検診は大切ですね。
改めて健康診断の大事さを感じました。

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