こんにちは、ロンドン在住の Okiku です!
イギリスでの生活には、時に日本と異なる家電の使い方が求められることがあります。
その一つが、冷凍庫の「霜取り作業」です。
特にイギリスの冷蔵庫には日本のような高性能な霜取り機能が付いていないことが多く、自分で定期的に霜を取る作業が必要になる場合が多いのです…!
今回は、私が実践している霜取り作業の流れをご紹介しながら、効率の良い方法をお伝えします!
これを読めば、少し手間はかかるものの、霜取りのコツが分かり、面倒な作業も楽になるかもしれません。
- イギリスでの生活を始めたばかり
- 冷凍庫の霜取り作業を効率よく行いたい
- 簡単で実用的な霜取りの流れを知りたい
そんな方は、ぜひチェックしてみてください。
イギリスの冷凍庫事情:日本の家電との違い
日本の家電は冷蔵庫に自動霜取り機能がついていることが多く、霜取り作業の必要がほとんどありません。
しかし、イギリスの家電ではまだ霜取り機能が搭載されていない冷凍庫も多く、「霜取り」が日常のひとつの家事として必要となってきます。
新型の冷蔵庫を導入しているご家庭は霜取りの手間がかからないとのことで、羨ましい限りです。。。
わが家では、半年に1度くらいのペースで霜取り作業を行っています。
以下にその手順をご紹介しますので、参考にしていただけたらと思います。
わが家の霜取り手順
冷凍庫の中身は保冷バッグに詰め、必要であればベランダなどの涼しい場所に置いておきます。食材が溶けないよう、作業をテキパキ進めるのがポイントです。
冷凍庫の引き出しやトレイは取り外して一度洗います。これにより、余分な氷が溶けやすくなり、後の作業がスムーズに。
冷凍庫の電源を切ってから作業に移ります。電源をオフにすることで霜が緩み、作業がしやすくなります。
床にバスタオルを敷く:作業中は溶けた水が床に流れて水浸しになることが多いので、あらかじめ床にバスタオルを敷いておくと後片付けが楽になります。
電気ケトルでお湯を沸かし、温かいタオルを作ります。タオルをしっかりしぼり、暖かさを保ちつつ作業に取り掛かりましょう。
霜が固まっている部分に、温かいタオルを押し当てて霜を少しずつ溶かしていきます。上から順に進めるのがコツで、上部で溶けた氷が下に流れるため効率が良くなります。
作業分担:1人が「お湯を沸かしてタオルを増産する係」、もう1人が「温かいタオルで霜を取る係」に分かれて進めるとスムーズです。二人で作業すると負担が軽減され、短時間で終えることができます。
保冷バッグにいれていた食材を冷凍庫にもどして、霜取り作業は完了です!
霜をつきにくくする裏ワザ!冷凍庫に油をぬる?
霜取り作業を簡単にする裏ワザとして、冷凍庫の壁面に薄く油をぬると霜が付きにくくなるという情報もあります!
まだ試したことはありませんが、次回やってみようと考えています。
ただし、この方法はあくまで自己責任でお試しください。
霜取りをしないとどうなる?
冷凍庫の霜取りを怠ると、いくつかの問題が発生する可能性があります。
冷却効率の低下
冷凍庫の内部に霜がたまると、冷却効率が低下します。
その結果、冷凍庫内の温度が安定しにくくなり、食材が十分に凍らなかったり、早く傷んでしまう可能性があります。
冷凍庫の容量圧迫
霜を放っておくと、どんどん厚くなってしまいます。
その結果、冷凍庫の容量が圧迫され、収納スペースが狭くなります。
また、冷凍庫の引き出しが霜で凍って動かなくなってしまったり、無理に引き出そうとすると壊れてしまったり、といった事態もあり得ます。
定期的な霜取りは、これらのトラブルを未然に防ぐための重要な作業といえるでしょう。
さいごに
いかがでしたか?
今回は、冷凍庫の霜取り作業の流れについてまとめました。
イギリスで冷凍庫の霜取り作業をする際、日本と異なる手間に驚くこともあるかと思います。
しかし、定期的に霜取りを行うことで冷凍庫の性能を保ち、食材を効率よく保存することができます。
家族やパートナーと協力し、少しでも楽に霜取り作業を行ってみてくださいね。