こんにちは、ロンドン在住の Okiku です!
イギリスでの生活や仕事において、英語力は必須です。
そのため、イギリス政府が提供している ESOL (English for Speakers of Other Languages) という無料の英語授業が注目されています。
今回はESOLについて、実際に半年間クラスを受講した経験談をふまえ、詳しくご紹介します!
- 在英中で、英語学習がしたい
- 渡英予定で、英語レッスンを探している
- イギリスで無料の英語教室に興味がある
そんな方は、ぜひチェックしてみてください。
ESOLの概要
まず、ESOL(イーソル)ってなに?という話から。
ESOLとは、イギリス政府が提供する、ノンネイティブイングリッシュスピーカー向けの英語授業のこと。
この授業を受けることで、日常生活や仕事で必要な英語力を向上させることができます。
私がESOLの授業を受けることにした理由の1つは、なんと無料で受けられるから!
また、長年英語をつかっていなかったため、再び英語力を鍛えたいという思いもありました。
チルドレンセンターなどは、施設の掲示板に紙が貼ってあったりしたので、全てのクラスがネット上で探せるとは限らないのが難点。。。
ですが、まずは行きやすい場所で「ESOL 郵便番号の上3桁」といった検索ワードで、クラスが開講されているか、調べてみてください。
ESOLの利点
ESOLの最大の利点は、なんといっても無料であること。
(※無料なのは、無収入/職探し中 といった条件下)
そのため、配偶者の帯同で来ている方などにはピッタリ!
イギリス政府が提供するこのサービスは、英語を学びたい人々にとって大きな助けとなっています。
また、英語への抵抗感を克服し、イギリスで生活していく上で自信をつけることもできます。
私自身は、大学時代に1年ほど留学経験があり、英語への抵抗感はそこまで強くはありません。
しかし、仕事で英語は全くつかわず、10年以上英語から離れた生活をしていました。
そのため最初は不安もありましたが、まとまった時間でのESOLの受講は、良い刺激になっていました。
ESOLのシステム
ESOLのクラスは、エデュケーションセンターや、チルドレンセンターなどで開催されていいます。
私が通っていた Westminster Adult Education Service (WAES) はかなり大きい施設で、様々な地域から人が通ってきていました。
入学手続は比較的簡単で、新学期が始まる9月にアセスメント(レベル分けテスト)を受けることが一般的。
その際に、レベルに合わせた筆記試験を受け、クラスが決定されます。
ESOLの授業は、1ターム(学期)ごと約12週間程度で、週に6時間の授業が行われます。
私は、週に2回3時間ずつの授業をとっていました。
平日の授業参加が難しい人などは、土曜日に6時間のクラスに通うといった方法もあるようです。
また、学生証となるスチューデントIDのカードを受け取ることで、様々な場所で学生割引を受けることができます!
一部の施設では、creche(クレシェ) と呼ばれる託児サービスも利用できることも。
そのため、子連れの方も授業に参加することが可能です。
クラス登録までのステップ
実際に体験した、クラス受講が可能になるまでのながれはこちら!
新学期が始まる9月のタイミングで連絡。
アセスメントの日時をきく。
テスト受講前に、オンラインでの申請が必要。
センターまで、直接出向いてテスト受験。
10時からテスト開始と聞いていたが、時間になっても誰も来ない!
「聞いていた部屋が違ってたんだよ〜」と15分後に先生到着。笑
その日にアセスメントを受けていたのは10名ほどでした。
テスト自体は、まずは先生と面接で話し、スピーキングでざっくりと判別。
その後、レベルに合わせた筆記試験を受ける感じ。
私のときは、150 words 以上、3パラグラフの意見記述のテストでした。
テスト後、先生からクラス判断されるので、その結果をもとに履修登録。
その際に、顔写真も入ったスチューデントIDがもらえます。
開始日にクラスへ入って、授業スタート!
9月以外でも、1月と4月にタームが始まるので、空きがあればそのタイミングでも受講登録は可能です。
人気の時間帯や、クラスだと、すぐに満席になることも。
そのため、アセスメント期間中でも、早い日時の枠でのテストの受験がオススメです!
タームが始まる前、余裕をもってセンターに問い合わせを!
さいごに
いかがでしたか?
今回は、イギリスにおける英語学習システム、ESOLの全体像について紹介しました。
ESOLは、イギリスでの生活や仕事において必須の英語力を身につけるための有効な手段です。
無料で提供されるこのサービスを活用することで、英語への抵抗感を克服し、自信をもってコミュニケーションがとれる一歩になるでしょう!
実際に受講した内容と、本音レビューは別記事に続きますので、気になった方はそちらもぜひチェックしてみてくださいね。