こんにちは、ロンドン在住の Okiku です!
子どもがナーサリーに通い始めたことで、自分の時間に少し余裕ができ、長い間行きたかったジム通いをいよいよスタートさせました。
今回は、イギリス・ロンドンでのジム選びのポイントや、私が実際に通い始めた公共スポーツセンターのジムでの体験をお伝えします。
日本とは違う環境や利用者の様子、設備の特徴などもあり、初めての海外ジムは新鮮な発見ばかり。
これからイギリスでジムに通いたいと考えている方には、少しでも参考になれば嬉しいです。
- イギリスでジム通いを始めたいけど、どの施設を選べば良いかわからない
- ロンドン生活の中で健康的な趣味を探している
- 小さな子どもがいる家庭で、無理なく運動を続けたい
そんな方は、ぜひチェックしてみてください。
ジム選び:簡易ジムから高級フィットネス、そして公共スポーツセンター
まず、ジム通いを始めるにあたり、私が検討したジムの選択肢は以下の3つでした:
- 1. 簡易ジム(例:エニタイムフィットネス)
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これは日本でもよく見かけるような、月会費が安めのジムで、場所によっては24時間利用できるところもあります。
ロンドンでは月額30〜50ポンドほど。
プールがない代わりに低コストで、簡単にフィットネスを始められる点が魅力でした。
ただ、口コミによると設備があまり清掃されていなかったり、利用者のマナーが気になるという声もあったので、躊躇しました。 - 2. 高級フィットネスジム
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こちらは一度見学に行きました。
月額は100〜150ポンドとやや高めですが、その分、施設も清潔で管理が行き届いており、クラスやプールも充実しています。
ジムによっては、子ども向けのクラスや有料の託児サービスもあり、育児と両立しながらフィットネスを楽しむには魅力的な選択肢。
ただ、ナーサリーに通わせていることもあって高額な会費がネックに。今回は断念しました。 - 3. 公共スポーツセンター(例:Better)
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最終的に選んだのは、この公共スポーツセンターのジムです。
イギリス各地にある市民向けの施設で、月会費は約50ポンド。
ジムに加え、各種フィットネスクラスやプールも含まれていて、全体的な充実度が高い上、コストパフォーマンスにも優れています。
Betterって何?ロンドンの公共スポーツセンターについて
私が通う公共スポーツセンターは「Better」という名前の施設です。
Betterは、イギリス最大級の非営利団体であるGLL(Greenwich Leisure Limited)によって運営されているスポーツ・レジャー施設で、ロンドンをはじめイギリス各地に展開されています。
地域社会の健康増進を目指しており、子どもから大人まで、誰もが気軽に利用できるよう、手ごろな料金で充実したスポーツ環境を提供しているのが特徴です。
Betterの施設は、各地にあるためアクセスしやすいのもメリット。
施設内容はジム、プール、フィットネスクラスだけでなく、施設によってはソフトプレイや体育館、テニスコートなども備わっています。
家族で気軽に利用できることから、ジム以外にも子どものアクティビティやレッスンにも適しています。
イギリスでのフィットネス生活を始めるのにぴったりの施設だと感じました。


公共スポーツセンターでのジム体験レポ
公共スポーツセンターのジム会員に登録し、いよいよ本格的に通い始めました。
ここでの私の実際の体験についてご紹介します。
設備・クラスの充実度
ジムに入ってみると、まず器具の充実度に驚きました。
基本的なマシンに加え、サイクリングルームでは専用クラスが開催されていたり、ヨガやピラティス、ズンバといったさまざまなフィットネスクラスが随時開かれていたりと、設備は想像以上の充実度です。
広いスペースが確保されているため、平日の午前中など混雑も少なく、快適に利用できています。

清掃と衛生面
一つ気づいたのは、日本のジムのようにマシン利用後に自分で消毒をする習慣がないこと。
各ポイントに消毒タオルが置かれていることは少ないですが、スタッフが定期的に巡回しながらマシンを清掃している様子が見受けられました。
全体的に清潔で、特に不快感を感じることもなく使えています。
ただ、土足での利用が基本のため、マシンルームはともかく、更衣室も靴を脱がずに入る点は、日本の感覚からすると少し気になるかもしれません。
施設の価格と満足度
月会費約50ポンドで、ジム、プール、クラスが利用できるのはかなりコストパフォーマンスが高いと感じました。
学生割引もあるため、若い世代にも手が届きやすい料金設定です。
ロッカーは自前の南京錠を使用するスタイルで、私はスマホをレギンスのポケットに入れて持ち歩くため特に貴重品を置く必要もなく便利に利用できています。
子どものスイミングレッスンについて
公共スポーツセンターでは、自分の運動だけでなく、3歳の息子もスイミングレッスンを受講中です。
レッスンは週に一度、30分間ですが、先生が親切でしっかり見てくれるため内容には満足しています。
しかも、他のスイミングスクールに比べて料金がかなりリーズナブル。
3歳までは保護者も一緒にプールに入らなければならないため少し大変ですが、それを乗り越えれば子ども自身でのびのびと参加できるようになります。
マイナスポイント:水温と更衣室
ただし、気になる点もあります。
プールの水温が少し冷たく、更衣室は夏場でも涼しいため、冬には親子ともども着替えが少しつらいかもしれません。
寒い時期には、防寒対策をしっかりして通う必要がありそうです。
ジム通いを始めるために準備したもの
ジム通いを始めるにあたり、少しモチベーションを上げるために、ルルレモンのレギンスをアウトレットで購入しました。

快適なウェアがあると気分も上がり、ジムへの足取りが軽くなります。
ジムでの時間を少しでも快適にするため、ウェアやグッズ選びも大切です。
さいごに
いかがでしたか?
今回は、イギリスでのフィットネス事情について紹介しました。
ロンドンでのジム通いは、日本と異なる点もあり新鮮な体験でした。
公共スポーツセンターは、ジム、プール、各種クラスが手ごろな料金で利用でき、気軽に始めるにはぴったりの施設だと思います。
Betterのような施設が各地にあることで、さまざまなエリアでフィットネスを始めやすい環境が整っている点も魅力です。
これからジム通いを考えている方は、施設や環境、料金を比較して、自分のライフスタイルに合った場所を見つけてみてくださいね。