【体験談】イギリスで軟骨ピアスをあけてみた! お店選びからピアス開通までの様子【ロンドン生活】

こんにちは、ロンドン在住の Okiku です!

先日、ロンドンのアクセサリーショップで軟骨ピアスをあけてきました!
実は、海外でピアスホールをあけるのは今回が4回目になります。
今回は、過去の経験も含め、イギリスでピアッシングした感想をお伝えしていきます!

  • 軟骨ピアスをあけたい
  • イギリスでピアッシングできる場所を探している
  • 海外でピアスホールをあけてみたい

そんな方は、ぜひチェックしてみてください。

目次

これまでのピアス歴

ear piercing position
ピアスの位置と名前 Image by macrovector on Freepik

ファーストピアスは、中学校卒業式の翌日でした。
自分であけるのは怖かったので、購入したピアッサーを持参するとあけてくれる、渋谷のクリニックで左右のロブ(耳たぶ)に1つずつ。

その後は徐々に増やして、大学時代は
左耳:ロブ3つ、トラガス、ヘリックス
右耳:ロブ2つ

と、合計7ホールのピアスをあけていました。

後述しますが、ファーストピアス以外の5つは、アメリカでのピアッシングでした。
日本だとピアッシングは医療行為にあたるので、海外であける方がハードルが下がるんですよね。

しかし、就職活動と社会人生活で4つふさがり、3つのロブのみに…
ただ、7ホールのピアスが気に入っていたので戻したくて、イギリスにいる今こそがタイミング! と実行してきました!

今のピアスホール

こちらが、今の左耳です! 個人的に満足な配置バランス。

前回はヘリックス(横耳の軟骨)にあけていたのですが、耳の縁が元々丸まり気味でピアスがあまり見えなかったので、今回はアウターコンク(少し内側の平らな面)に変えました。
トラガス(イヤホンの部分)は、以前と同じ場所にあけてもらいました。

着替えや洗髪時にひっかけてしまうと、腫れたり肉芽になったりする場合もあるので要注意です。
部位によって必要時間が異なりますが、これらの軟骨ピアスは大体6ヶ月〜1年くらいでホールが安定します。

軟骨ピアスをあけるお店選び

ピアスをあける行為(=ピアッシング)として、主流なのは「ピアッサー」「ニードル」を使用する方法です。
どちらの方法を使うかは、お店やピアッシング部位によって異なります。

ピアッサーとニードルの違いについては、こちらの記事に詳しくまとめられています。
ニードルとピアッサー!はじめてピアスを開けるならどっちがいい?

日本 or 海外 どっちでピアッシングする?

大前提として、日本でのピアッシングは「医療行為」にあたります。
すなわち、厳密には医師免許を持っている、またはその指示がないと施術ができません。
しかし、現実にはピアッシングスタジオも存在しているので、自己責任でお願いします。

日本
病院等の医療機関ピアッシングスタジオ

病院だと保険適用外のため値段が高い。特殊な部位によっては高額になることも。


海外
ピアッシングスタジオアクセサリーショップ

そもそもスタジオの数が多いので身近。アクセサリーショップで施術もしてもらえるため気軽。

実際にピアッシングを経験した施設 / お店

  • 渋谷の病院(日本)
    あけた箇所:ロブ / ピアッサー使用
    • 新品のピアッサー持参で、ピアッシングをしてくれる病院
    • ピアス位置のマーキングはしてくれる
  • claire’s (アメリカ)
    あけた箇所:ロブ・ヘリックス / 通常ピアッサー・軟骨用ピアッサー使用
    • どこにでもある大手アクセサリーショップ
    • ニードルではなくピアッサー使用なので、あけられる箇所が限られる(ロブ、ヘリックス、ノーズ)
    • ピアッサーを購入し、店内ですぐに無料でピアッシングしてくれる手軽さ
  • タトゥー&ピアッシングスタジオ(アメリカ)
    あけた箇所:トラガス / ニードル使用
    • ニードル使用で、様々な箇所へのピアッシングが可能
    • お店によっては、複雑な部位は断られる場合もある(個人の耳の形状にもよる)
    • タトゥースタジオも兼ねている場所が多く、男性の施術者も多い、客層も幅広い

イギリスでのお店選び

今回イギリスでのピアッシングにあたり、お店の候補が2箇所ありました。

候補① カムデン周辺のタトゥー&ピアッシングスタジオ

カムデンマーケットで有名なエリア周辺には、タトゥー&ピアッシングスタジオが多数あります。
歩いているだけで、たくさんの看板が目につきますが、さすがに事前情報なしでウォークインは怖いのでリサーチ。

Boys Don’t Cry というお店がGoogleでコメント数多いのと、評価が高いので候補でした。

候補② Astrid & Miyu

おしゃれなジュエリーショップで、イギリスに複数店舗ある系列店。
ピアッシング以外にも、タトゥーやパーマネントジュエリーなどの施術も取り扱っています。

外観もオープンで明るく、入りやすい店内です。

ピアスがかわいかったので、今回は Astrid & Miyu の方に決めました!
ピアスの種類や部位にもよりますが、カムデンの方が料金的には安いかと思います。

ASTRID & MIYU, CARNABY Store

Astrid & Miyu でのピアッシング

料金体系

1回のピアッシングにつき、軟骨2つまでを含む、3ホールまでの開通が可能。

すなわち、1回の予約で最大であけられる部位は以下の通り。

  • 軟骨2つ+ロブ1つ
  • 軟骨1つ+ロブ2つ
  • ロブ3つ

20分間の枠予約で、£20の施術料金。別途でピアス代金がかかります。

3つまでだったら、一度にあけてしまう方が施術料は割安になります。
一方でピアス自体は別料金なので、穴が増えるほどピアス料金がかさみます。

全部で4つあけたかったので、別日で2回に分けて来店予約をとりました。

入店からピアッシングまでの様子

事前にオンラインで予約し、予約時間の10分ほど前に店頭へ。
ジュエリーショップの店内カウンターで、予約の旨を伝えます。

ピアッシングの説明を受け、同意事項の書類にサインをして地下の施術待合室へ。
※空きがあればウォークインも可能ですが、予約をオススメします!

顔写真つきの身分証(パスポートや運転免許証)が必須。

地下の待合室

待合室で、ピアッシング用のピアスを選びます。

20分の枠内で施術まで行うため、じっくり決める時間の余裕はあまりなし。
ホームページを見て、どのジュエリーにするか事前に目安をつけておくこと!

コレ!と決めていても、意外と店頭在庫が切れていて変更せざるをえないこともあるので要注意。

ピアスを決めるコーナー

ジュエリーが決まったら、施術用の個室に入り、ピアッシング箇所の相談。

以前と同じ箇所にトラガスをあけられるか尋ねたら、8年前なのでホールもしっかり塞がっていて、問題なくあけられるとのこと!
患部をチェック後に、以前の跡があるからそこと同じでいい?と確認してくれました。

Astrid & Miyu では、ピアッサーではなくニードルでの施術のため、様々な部位にピアッシングが可能です。
ペンでホール位置を書いて確認後、患部を消毒してもらい、いよいよピアッシング!

耳たぶより先に、ちょっとドキドキする軟骨部分から。
ニードルの効果音をつけるとしたら、ブチンッ or ザクッ っといった感じで一瞬です。
(ちなみにピアッサーだと、 バチンッ or ガチンッ といった感じで、より衝撃が大きいイメージ。)

効果音の表現、難しい。笑
痛みは感じますが、思ったほどではありません。
個人的意見ですが、押しつぶすピアッサーの方が、ニードルより若干痛みが強いかも。

施術後は、ケア方法や消毒についての説明。
経過観察してくれるとのことで、3ヶ月後頃にオンラインで consultation の予約を推奨されました。

ピアッシング完了です!

ピアス開通後の経過

毎日朝晩に、専用のホール消毒液でケアします。
消毒液自体は、他の市販のもの ( “Piercing After Care” の名前で売っています) で購入しても大丈夫です。

トラガスをあけて1ヶ月ころ、ちょうど一時帰国でバタバタしており、ケアが少し疎かになっていました。
そのタイミングでひっかけてしまい、ホールが腫れて押し上げられ、ピアスがはずれてしまうことに。

特殊な部位だったので自力で元のピアスが戻せず、ホールがとじないように、手持ちのボディピアスで対応するものの、安定せず。
イギリスに戻ってお店で見てもらうと、やはり悪化して状態がひどく、もう一度ニードルでピアスを通してもらいました。
この処置は炎症をおこしていたのもあって、ピアッシングよりも痛かったです。

アウターコンクは大方落ち着いていますが、トラガスは引っ掛けやすく、すぐに腫れて小さな肉芽ができがち。
ただ消毒液でしっかりケアすれば、数日して落ち着いてくることがほとんどなので、なんとか安定に向かってきています。

ピアスのケアはサボらずに、念入りに行うことが本当に大事です!

痛みがひかない、肉芽がひどい、などトラブルがあった際は、皮膚科にかかるようにしてください。

さいごに

いかがでしたか?
今回は、イギリスでのピアッシングについて、お店選びから当日の流れ、また施術後の経過をまとめました。

トラブルは多少あったものの、結論的には、手軽に素敵なピアスで軟骨ピアッシングができて大満足です。
海外でのピアッシングを考えている方は、ぜひ前向きに検討してみてくださいね。

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